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終わりよければ
友人の多くはパソコンをやっていない。それは、パソコンが扱えないというのではなく、友人たちなりの喜びや楽しみがあり、私とは違った世界観を生きていて、良い時間を過ごしているのを知っているからやらないことに違和感はない。ただ、やっていて本当に良かったと思っている私にとっては、数え上げたらきりがないほどに沢山の恩恵を受けたと感じているので、その思いを共有できたらいいなぁと・・・。そんなに大好きなパソコンなのに、今は殆ど立ち上げることなく過ごしている。それは、息子と過ごす時間が格段に増えていったから。今年の1年間は、長い間の疲れから解放し休養させてあげたかったのと、私の力になって欲しかったので就職させなかった。来年からは、いよいよ社会人となる。もう、こんなに長い休みはないのでしょうねと考えると寂しいけれど、本当に良い時間が過ごせたなって感じている。ゆったりとした時間の流れの中で、教えてあげることが山ほどあり、息子も落ち着いてよく学んでくれたと思う。これからは少しずつ自立をし、自分自身を生きていってくれるのかな~。私も肩の荷が下ろせそうなので、ここからまた一歩を踏み出せそう。毎年、クリスマスカードを送ってくれていた友人から、声を届けるのもいいかな~って思ったので、と言って電話をくれた。1年間、話すことも会うこともしない友人関係だけれど、それでも切れることのなく優しい気持ちが流れる、こういう関係性で十分満足している。来年は、体調を整えて友人たちとも会いたいな、という気持ちが芽生えつつあるのはとっても良い傾向なのかもしれない。もっともっとしっかりと生きていかねばとの目標を定めたけれど、もう大丈夫そう。なお、安らかに運命愛を志向中。

来年が、皆様にとってより良き1年でありますように…。

Diana Ross & Westlife
When You Tell Me That You Love Me
音楽って素晴らしい~♪
# by akarenge | 2012-12-26 17:25 | 思うことありて
選挙雑感
12月14日、期日前投票のために夫が帰宅した。3年ぶりだったけれど、お互いの口から出た最初の言葉は、変わらないね…若いねだった。60代に入ってからの3年のブランクは、若い頃と違って年々の変化も大きく、老いは加速度的に進んでいる。特に、急激に痩せてからの私はやつれ果てて老婆のようだった。夫が帰宅すると分かった1ヶ月ほど前から、少しは磨きをかけてみようとの思いに至り、せめて、この悲惨な状態からは脱却したいと頑張ってみた。結果は、夫からの思わぬ優しい言葉に戸惑うほどだったし、改めて自分を見つめ返し、淡々と生きてはいても早枯れしては勿体ないな感じた。嫌なことはもうやらないと決めて、自分に超甘々な緩い時間を過ごしながらも、リハビリに精を出し、治る力の再発見ができたことは、やはり、気持ちに余裕ができたからなのでしょう。毎晩、床に入ると思い出しては落ち込んで悲しかった母のことも、昨晩は考えることなくコトリと眠りに落ちていた。これからも、何度も何度も思い出すことでしょうけれど、素直に懐かしめるようになっていなければね。やっと自分に支点を置けるようになって、今が幸せであることに気づいたり、友人以上夫未満という夫婦関係も、サラリとした友人関係も本当に心地よい。
一方で、遅々として進まない災害の復興には怒りを抑えて我慢をしている私がいる。まもなく2年になりなんとしているのに、既得権益にしがみついていたり、復興予算を流用したりと本当にイライラしていた。民主党政権下で起きてしまった東北の震災は不幸だったとしか言いようがない。解散してくれてホッとしている。政策が本格的に動き出すのは来年以降になるのでしょうけれど、早く進めてくれることを切に願っている。なお、安らかに運命愛を志向中。
# by akarenge | 2012-12-22 17:34 | 備忘録
間違いから…
人生で一番エキサイティングだった28年前、職場への途中にあったマックで、コーヒーを飲んでから出勤していた。その店内に流れていたBGMの歌手の声が気になって、店員さんに、誰が歌っているのかをたずねたところ、「角松敏生」ですよと教えられた。翌日、テープ(ウォークマン用)を購入し聞いてみると、なんとなく声の雰囲気が違う。この人ではないナァと思いながらも、シティポップなリズムの軽快さと、私の耳には和む声質と違和感のなさに、通勤途中の道すがらをズッと聞き続けることとなった。後々、件の声の主は「稲垣純一」だったのだとわかったけれど、この間違いが無ければ、絶対に知ることはなかったでしょう「角松敏生」さん。しっかりと我が青春の1ページに刻み込まれている。最近、YouTubeで聞き返しているけれど、懐かしくて胸がキュンとなる。人生って、こんな偶然が積み重なって流れて行くのでしょうねぇ。音楽って、ほんと素晴らしい。いい思い出しか甦ってこないし、疲れ切っている体も、すさみそうな心も、一瞬で浄化してくれる。胸いっぱいに広がる恍惚感は、細胞の一つ一つに沁みこんでいき、病気療養中の身にとって、これ以上の薬はないのかもしれないなって思ったりもしている。音楽で病気を治すなんて信じきれずにいたけれど、緩和ケアにはなってくれそうなので、音楽療法も取り入れてみることにした。結果は考えずに、ただ身を任せてみよう。考えてみれば、人との出逢いも偶然の賜物で、その人間関係から学ぶものは計り知れないほどに多かった。この経験無くして、今の私の精神的な落ち着きは無いと断言できる。体調が悪く下降の一途をたどっていた頃は、人と関わることや、気持ちを寄せる作業が苦しくて難しくなってしまっていた。それが大きな要因となったのか?徐々に限られた友人たちのみとの交流に落ち着いてきている。そのこともまた偶然の結果なのでしょうね。私の思考回路はミスの連続だった。それらを、長い時間をかけて、軌道修正しながら、夫とも、友人たちとも、良い距離感を保ちながらの関係性が構築できたことは、本当にありがたい。一朝一夕に出来るものではなかったけれど、ここに至れたことで、人生に悔いなしと言えるのかもしれない。なお、安らかに運命愛を志向中。

今日は、フレディー・マーキュリーの命日。音楽って、ほんと素晴らしい♪
# by akarenge | 2012-11-24 15:00 | 思うことありて
嫌なことはもうやらない
来年は、65歳になるので社会的には高齢者のカテゴリーに入る。年のことなんて言わずに、若々しくいようと思うほうがいいわよという人もいるけれど、人はそれぞれに細胞レベルで違うのだから肉体的に抗し難いことが沢山ある。老いに負けないというその精神性には大いに賛同できても、私的にはあまり無理はしたくない。更年期のあの泥沼のような十数年間を乗り切ってみて、それがはっきりと感じられるようになったから…。昨年、息子が「療育手帳」を取得してから、少しずつではあるけれど、嫌なことはやらなくてもいいよと、自分を許してあげることにした。夫とも、数年前から、お互いにどんな理由や事情があるにせよ、選択の自由と拒否する権利を持ちましょうと話し合って、まずは、強要しない、させないと結論づけ、その環境を整えた。結果、不思議なことに、嫌だと思うことが少なくなってきている。今までだったら、逃げてしまいたいなと感じていたことでも、嫌々ではなくすんなりとこなせている。これは、善意という拡張子が開かれた瞬間だったのかもしれない。人が書いた線の上ではなく、自分で引いたそれは確固たる主体性という新たな道を歩ませてくれている。なお、安らかに運命愛を志向中。
# by akarenge | 2012-11-15 17:45 | 思うことありて
病の克服?
ips細胞の発見によって、病の克服も夢ではなくなったのかもしれない。数年後、数十年後と先は長いけれど、手掛かりがつかめているだけでも希望がふくらむ。昨年から始めた関節のためのリハビリ、これが、痛くて…辛くて…何度も挫けそうになった。でも、スポーツ選手やダンサーが、怪我の回復のためのリハビリを、苦渋の表情を浮かべながらも頑張っている姿を思い出し、まずは、1年間は逃げないと決めた。それを超えたところに寛解があると信じて…。それでも、半年くらいは、改善しているのかしていないのかが定かではなく、このままでいいのかなとの疑念がよぎりはしたけれど迷いはなかった。1年が過ぎるころには、まさに継続は力なりで、しっかりと結果がでている。可動域の維持管理には努力あるのみ、ここが頑張りどころかナ。まだまだ痛みが完全に消えてはいなくても、日常生活には何の支障も感じていない。そして、潰瘍性大腸炎も全く姿を見せることはなく、普通に食事をし外食もできるようになっている。ただ、人との会食には自信がないので総てお断りしている。それでも待ってくれている友。それでもなお、できればお目にかかりたいと電話をくれる友人には、申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいになる。ふりかえれば、友人関係が激変し始めたのは、更年期を過ぎたあたりからだったように思う。ほとんどの人とは没交渉となり、無理をしなくても良い関係の人たちだけが残ってくれている。こういう緩い関係が維持できていることが、病の克服には大切なのでしょうね。そして今、こんなに楽に、無理をせず、自由気ままにまったりと過ごさせてくれている夫にも感謝している。人生ってホント分からない、何が起きるのか、どんなことが待っているのか、どう変化するのか、明日があるのか無いのかも。人が書いた線の上ではなく、自分が書いた線ならば、間違っていても納得できるし後悔も少ないでしょう。だから、自分がいいと思う今日を今を息子と楽しんで暮らすことに専心。なお、安らかに運命愛を志向中。
# by akarenge | 2012-11-06 14:31 | 病気